「立ち位置と身の丈」

障がい者スポーツの生みの親であるグッドマン医師は「失われたものをかぞえるな、残っているものを最大限に生かせ」と言いました。

発想の転換によって人の能力には可能性があることを説きました。

今までの自分とは違う自分、違う能力に気がつきその能力を発揮できるようになったとしたら、これ以上嬉しい事はありません。

「立ち位置を見定め、身の丈分を精一杯生きる」それこそ私自身も能力を高めていきたいと思います。

「起きて半畳、寝て一畳、天下とっても二合半」この言葉は、一説には豊臣秀吉が大阪城で日本全土を平定した時に言ったとされていますが定かではありません。

二合半はお酒でなくてお米だそうです。所詮人間とは小さく欲張っても仕方ない、お腹一杯食べても知れたものではないかと悟った時の言葉だと言うのですが、実はその後秀吉は朝鮮出兵を強行し将来に大きな禍根を残すことになります。悟ったはずが権利欲には勝てなかったのでしょう。さすがの秀吉も自分の立ち位置と身の丈を分かるのは難しかったようです。